澁谷建築ツアー(2・3年対象)報告

おはようございます。
広報部2年の竹下です。

今回は、昨日(7/11)に2・3年生を対象で行った渋谷建築ツアーについて、書きたいと思います。

開業してから何回ヒカリエに行ってるんだ、という感じですが、前回の1年生対象の建築ツアーに引き続き、2週連続写真係として同行しました。

集合場所は前回とは違って、東横線渋谷駅と繋がる2F渡り廊下前のヒカリエ側でした。

皆さんを見渡してみると、服装は基本的にオフィスカジュアルという規定なので、ジャケットや白シャツなどを着ていましたが、うっかりしていた私は、上は水色のTシャツ1枚の「もはや、ただのカジュアルだろ!」というラフすぎる格好で来てしまいました(笑)

11Fで、ヒカリエについて説明をしてくださった、片瀬さんに合流した時は、恐らく初見で、「この人だけ格好がラフだな」と思われたでしょう。

今度、外部の人と会うときは気を付けたいと思います…。


さて、早速、片瀬さんに先導していただき、ヒカリエホールに案内されました。
ここでは、ヒカリエの構造や自身も着手した部分についての経験を教えてくださいました。



片瀬さんは、ヒカリエの一部設計にも携わっている方で、学部は違いながらも、私たちの大学のOGでもあります。
そのため、私の担任の教授とも面識があるらしく、教授がこのヒカリエの開発にも関わったということを聞き、改めて凄い人たちが集まっているんだなと感じました。

案内していただいた「ヒカリエホール」には、緻密に考えられた吸音効果のメカニズムや、他に類を見ないほどの充実した、音響・照明機器が天井に吊るされていることについて説明を受けました。
幼いころは、例えば、体育館の壁にくり貫かれた穴に意味が有るのかなと不思議に思ったことも有ります。しかし、実際は、音量や音により引き起こされる振動を和らげるしっかりとした役割が有ることを知り、何気ない部分にも快適に利用するための様々な工夫が凝らされていることに奥深さを感じました。



ホールでの説明が終わると、ヒカリエの各フロアを全体的に回りました。
この日もたくさんの人で賑わっていました。

片瀬さんによりと、ヒカリエの設計当時の集客目標は2000万人だったそうです。
これは、デパート業界トップを直走る新宿伊勢丹と同じ数です。
この後、目標を1500万人に修正したそうですが、現状はこの調子で行けば3000万人に達する勢いの集客数を誇っているようです。

渋谷という交通の便の良さや、今までに比べて、年齢層の高いターゲットを狙ったコンセプトが功を奏したのではないでしょうか。


最後に、片瀬さんと合流した11Fまで、景色の見える高速エレベーター(分速240m)で上がり、解散となりました。


解散の間際には、床に敷かれているタイルの内、4枚だけハチ公の柄が刻まれていると片瀬さんが教えてくれました。
しかし、周りの目を気にしつつメンバー総動員で探しましたが、見つかりませんでした(泣)

今度、ヒカリエに行かれた方は、ぜひ探してみてはいかがでしょうか。


振り返ってみて、やはり、実際に関わっている方に、お話を聞くというのはとても参考になるし、普段知ることのできない裏話も聞くことが出来るので貴重な経験でした。
また、このような企画が有れば、参加していきたいと思います。
そして、その様子を出来るだけ分かりやすく、お伝えできるように頑張ります!


それでは、今日はこの辺で。
建築ツアーの後、みんなで入ったパスタ屋のメニューにあった「絶望」の由来が気になる竹下でした。